テレビに洗脳される脳

あなたはテレビが好きですか？

というのも、私は昔テレビが好きで、
ドラマやバラエティなどをよく観ていました。

家に帰ると物静か

→なんとなく寂しい感じ

→テレビをつける

→安心

というような生活でした 笑

そういう感覚でテレビを観ていました。
（流しっぱなしにしていました）

でもある日、私はテレビを辞めました。

きっかけは引っ越しだったのですが、
なんとなくテレビはもういいかなーと思い
テレビを持たない生活をすることにしました。

・・・

もうテレビを辞めて５年が経ちますが、
気が付いたことがあります。

それは
自由な時間が増えたということです。

今までは、

自由な時間がある

→テレビを観る

という状態だったので、考え事をしたり、
本を読んだりする時間があまりありませんでした。

しかし、テレビが無くなったので、
ぼーっとする時間が増えました。
（ぼーっとすることは大切です！）

当時私は新聞やニュースを読んでいなかったので
時事ネタは乏しくなりましたが、

その分、自分にとって大切な事
（将来の仕事、恋愛、趣味、健康、家族・・・）

をじっくりと考えることが出来ました。

これが私にとっての大収穫でした。

この時のぼーっとした時間のおかげで、
今の自分があると言ってもいいほどです。

きっと、
あの引っ越しの時にテレビを捨てていなかったら
今こうやってコーチング理論を学び、発信する
毎日を送っていないと思います。

そのぐらいテレビの影響は大きいです。

少しシビアに考えてみましょう。

人間が持っている５感では
視覚が一番情報量が多いと言われるほど、
影響を受けやすい感覚です。

ラジオであれば聴覚+言語のみなので、
テレビよりも影響は少ないですが、

テレビの場合、
視覚+聴覚+言語
の情報を受け取ることになるため、
人間が意識できないレベルにまで
深く情報が刷り込まれることになります。

スーパーで
どっちの商品を買おうか悩んだときに
CMで見たことがある商品を買う人は多いです。

これは
テレビで商品の情報を脳が認識し、
スーパーで再び見た時に
無意識が重要だと判断するからです。
（特に映像は記憶に残りやすいです。）

そのため、
テレビを観ることを日課にしている人は
洗脳されている可能性が非常に高いです。

具体的には、

自分にとって重要だと思うものが、
テレビを制作する側にとって都合が良いものに
置き換わっている。ということです。

つまり、
自分にとって本当に重要なものかどうかを
判断することが出来なくなっているのです。

その結果、本当は興味がないものなのに
テレビに無意識が影響を受けたことによって
欲しいと思い、買ってしまうのです。

これは消費行動だけではなく、
政治にも効果的なのは言うまでもありませんね。

ということで、
まずは自分が普段どれぐらいテレビを
観ているのかを客観的に考えてみてください。

１時間でしょうか？

２時間でしょうか？

観たい番組だけ録画して観るのであれば、
そこまで問題と思いますが、毎日２時間以上
テレビをつけている人は要注意です。

出来れば今日にでも
テレビを捨てた方が良いでしょう。

捨てるのがもったいないのであれば、
テレビの回線を切り、映画用として
割り切って使うことをオススメします。

ちょっと残酷なようですが、
本当にこれは人生を変えるのに効果的なのです。

自分の理想の生活を手に入れる
(ゴールを達成する)ためには、
コンフォートゾーンを変える必要があると
前回の記事でお伝えしましたが、

コンフォートゾーンとは、
「重要なものの集まり」とも言えるため、

自分にとって重要なものを変えることが
人生を変えるための大きな一歩になります。

もし毎日テレビを観ているのであれば、
あなたにとっての重要なものは、
半分テレビで出来ているかもしれません。

その状態でテレビを辞めるということは
あなたにとっての重要なものの半分が
入れ替わることになります。

テレビを観ない生活を一カ月も続けると、
自分にとって重要なものが、
どんどん変わってくることを実感できます。

その結果、今までは

あれも欲しい、これも欲しい

と思っていたものが、欲しくなくなったり、
今まで悩んでいたことが
気にならなくなったりします。

そして、
自分にとって本当に重要なものが
見えるようになってきます。

毎日テレビを観るというあなた、

これは逆にチャンスでもあります。

人生を変えたい。

理想の生活を手に入れたい。

と思うのであれば、

まずは
テレビを辞めることから始めましょう。