こんにちは、コーチの桑本です。
現状の生活を変えて、
より幸せになりたいと思う人にとって、
努力することは大切です。
しかし実は、潜在意識を上手く活用すれば
努力する必要はなくなります。
そこで今回は、努力不要で、
大きな目標・夢を達成する脳の使い方について
詳しく解説していきます。
「努力したくない」「頑張りたくない」
という方は必見の内容です。
潜在意識を上手に活用して、
努力せずに幸せな人生を手に入れてください。
目次
本当に「努力は大切」なのか?
私たちの生活において、ごく普通に
「努力することは大切なこと」
という考え方があります。
- 子供のころ努力したから頭が良くなった。
- 頑張って勉強したから良い大学に行ける。
- 頑張って練習したから大会で優勝できる。
おそらく、100人中99人は
このような考え方をするでしょう。
しかし、最新の認知科学(人間の認知に基づいた学問)によると、
・努力すること
・頑張ること
は、間違っているという答えが出ています。
成功者は努力をしているのか?
世の中にはたくさんの成功者がいます。
・イチロー選手
・孫正義
・マークザッカーバーグ
・スティーブジョブズ
・ビルゲイツ
彼らは常人には真似できないほどの
熱意、行動、作業量、創造性を駆使して
大成功してきました。
私たちから見れば、
「相当な努力家なんだろうなぁ。」
と思うのも無理はありません。
彼らと同じことをしてみろ、と言われても
どんなに頑張っても真似できないこと
だからです。
しかし、
実は、彼らは努力をしていません。
本当に成功している人は、
他の人から見たら努力しているようでも、
本人は楽しみながらやっています。
一流のフランス料理人は
味も見た目も素晴らしい料理を作りますが、
彼らは努力して作っているわけではなく、
こだわりを持って作っているのです。
一流の野球選手も
好きで野球を始めて練習し、今の能力があります。
途中で「好き」→「努力」に変わる人もいますが、
もしそうなれば、高い成長は望めません。
現に、イチロー選手は今でも
「野球が好きだ。」と公言しています。
努力することがダメな理由
では、なぜ「努力は必要ない」のでしょうか?
その理由を分かりやすく説明しましょう。
私たち人間は、
1. 意識的なもの
2. 無意識(潜在意識)によるもの
の2種類の心の作用に基づいて行動します。
そして、
意識と無意識は氷山の一角に例えられます。
意識は、ほんの少しの小さい部分であり、
無意識は、それ以外の大部分を占めます。
私たちは、
意識と無意識によって行動するので、
これらをフルに活用するためには
意識と無意識の両方を使う必要があります。
意識と無意識が同じ方向を向いて
進んでいる状態を「自己一致」と言いますが、
この状態において、
脳は高いパフォーマンスを発揮します。
努力している状態は
意識と無意識の方向性が違っている状態であり、
意識はやろうとしているのに、
無意識が嫌がるわけです。(自己不一致)
そうなると
意識VS無意識の状態になるので、
パフォーマンスが低下します。
以上の事から、
努力をするとパフォーマンスが低下し、
成功できなくなるわけです。
努力はせずに、やりたいことだけをやる
では、意識と無意識が同じ方向を向き、
高いパフォーマンスを発揮するためには
どうすればいいのでしょうか?
その答えは、
努力はせずに、やりたいことだけをやる
ということです。
これはビジネスに限らず、
趣味、人間関係、恋愛、健康、学習、教育
などのあらゆる方面において
やりたいことだけをやるということです。
もしあなたが普段の生活で努力したり、
嫌な事をやっているのであれば、
自分の行動を見直してみた方が良いでしょう。
今すぐ、やりたくないことを
完全にゼロにすることは出来なくても、
少しずつ減らしていき、
やりたいことだけをやって
生活することは出来るようになります。
やりたいこと100%の状態になれば、
意識と無意識の両方を使えるようになるので、
目標・夢を達成するためのエネルギーが
どんどん出てくるようになり、
幸せな未来が訪れるようになります。
(注意)努力不要のよくある誤解
ここで、
努力はせずに、やりたいことだけをやる
と言うと、
誤解されることがあります。
例えば、
将来は日本一の野球選手になりたい。
という大きな夢を持っている
中学生の子がいたとしましょう。
ある日、その子が本で
「夢を叶えるために努力は必要ない」
ということを知りました。
そして、夢を叶えるために
学校でも、家に帰っても、努力はせず、
やりたいことだけをやって生活しました。
友達と遊んだり、
ゲームをしたり、
漫画を読んだり
・・・
とにかく、
やりたいことだけをやるようにしました。
結果、
日本一になるどころか、
プロ野球選手になることも出来ませんでした。
努力はせずに、やりたいことだけをやる
という生活を送っていたのに、
なぜ夢は叶わなかったのでしょうか?
コンフォートゾーンとは何か?
その原因は
コンフォートゾーン
を変えることを知らなかったからです。
コンフォートゾーンとは、
自分が慣れ親しんだ環境のことです。
例えば、
自分の家、普段の生活は
コンフォートゾーンですが、
面接会場、コンサートの舞台
などはコンフォートゾーンではありません。
上記の例では
物理的なものを出しましたが、
レストランでコーヒーよりも紅茶を選ぶ
というような習慣(精神的なもの)も
コンフォートゾーンだと言えます。
コンフォートゾーンでなくなると心身が緊張し、
無意識が創造的に回避しようとします。
例えば、
会社の上司が、部下に新しいプロジェクトを
任せた時に、出来ない理由はたくさん出すのに
出来る理由は全然言わないことがあります。
これはその部下にとって、
新しいプロジェクトがコンフォートゾーンの外
であったため、その状態から脱しようと
無意識が創造的にアイディアを出しているのです。
つまり、
コンフォートゾーン内のことであれば、
すべてやりたいことになり、
コンフォートゾーン外のことであれば、
すべてやりたくないことになります。
未来側のコンフォートゾーンを持つことが必要
現状のコンフォートゾーンを持ったままで
やりたいことだけをやっていても
ゴールは達成できません。
(野球選手になりたいのに、
遊んでばかりいたら無理なのは当然ですよね)
そうではなく、
未来側のコンフォートゾーンを持つ必要があります。
将来の自分が日本一の野球選手になっているのなら、
今きっとこういうことをしているだろう、という
自分のイメージ・生活のコンフォートゾーンが
未来側のコンフォートゾーンです。
例えばダイエットで言えば、
5年後に10kg痩せて
スリムな体を手に入れているのなら
今は毎日運動をし、体のことを考えた食事を
摂っているはずだという自己イメージ・生活を
コンフォートゾーンにしていくわけです。
そのような未来側のコンフォートゾーンを
持つことによって、やりたいことが自然と
ゴール達成のために必要なことに変わります。
(未来側のコンフォートゾーンを持つための
技術がアファメーションです。)
その結果、
努力はせずに、やりたいことだけをやる
ということになるのです。
まとめ
努力をせずに夢を叶える仕組みが
理解いただけたと思います。
「成功するためには努力が必要だ」
と言っている人は、
現状のコンフォートゾーンのままで
目標を達成しようとしているので、
意識VS無意識の状態になり、
最大限のパフォーマンスを
発揮することは出来ません。
ぜひみなさんは、
未来側のコンフォートゾーンを持ち、
やりたいことだけをやって
高いパフォーマンスを発揮していってください。
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