こんにちは、桑本です。
「仕事のスピードを上げたい・・・。」
と誰でも一度は考えたことがあると思います。
スピードを上げる=頑張らないといけない
という漠然としたイメージがあるかもしれませんが、
今回の方法はそういうものではありません。
さて、それでは早速
その方法についてお答えしましょう。
仕事のスピードを上げる方法はたくさんありますが、
その中でも良い方法は
”抽象度を上げること”
です。
つまり、”高い視点で物事を考える”ということです。
例えば、
新入社員は目先のことしか分からないため、
抽象度が低い状態となっています。
この状態では、
目標を達成するために重要なことが分からず、
認識することが出来ません。
その結果、
やらなくても良い事をやってしまったり、
やるべきことをやらなかったりしてしまいます。
このように、抽象度が低いことによって生じる
目標達成のために重要なものが認識できないことを
”スコトーマの原理”と言います。
(スコトーマ:心理的盲点)
抽象度が低く、スコトーマがある状態では
仕事のスピードは出ません。
反対に、
抽象度が高く、スコトーマがない状態では
スピーディーに仕事をこなすことが出来ます。
なぜなら重要なものが見える状態だからです。
では、どうすれば抽象度が上げるのでしょうか?
それは、今やっている作業の目的を考え、
「なぜこれをやる必要があるのか?」
と自問自答すると良いです。
これは僕自身も日々の仕事のなかでやっていることです。
こうすることにより、
何が重要で、何が不必要かが分かるようになります。
オススメは朝やることです。
ほんの少しだけ早く会社に行き、
始業前の10分間、今日やる作業の目的について
イメージを膨らませましょう。
いわゆる”段取り”です。
こうすることにより、
今日行う作業が目的達成のために重要かどうかを
無意識が判断してくれる状態が出来ます。
そして、自然に生産性が高まり、
スピーディーに仕事をこなせるようになります。
抽象度が高い状態で
ササっと仕事をこなしていきましょう。
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