どうも、コーチの桑本です。
夢や願望を実現するにあたって、モチベーションを維持することは非常に重要です。
しかし、モチベーションを維持するのは難しく、3日坊主で終わってしまうことも多々あるのが現状です。
今回は、モチベーションを維持する方法について解説していきます。さらに、そもそも本当に毎日やるくらいのモチベーションを持つ必要があるのか?顕在意識と潜在意識の違いについても解説していきます。
上手にモチベーションをマネジメントして、行動していきましょう。
モチベーションを維持するのは至難の業
「ああ、眠いーzzz」「おなか減った~。」「買い物行きたーい。」
など 、私たちは一日の中でコロコロと気分が変わります。このような日常の中でモチベーションを維持するのは至難の業です。例えば勉強。当然ですが、勉強が嫌いな人にとってはモチベーションを維持できず、ほぼ100%長続きしません。もし勉強が好きな人でも毎日し続けるのは難しいです。気分はコロコロ変わるので、相当努力しない限り、勉強しない日ができるでしょう。
1年間に5日休んでいたイチロー選手
とは言っても、本当に毎日続ける必要があるのでしょうか?ここでイチロー選手のエピソードを参考にしてみましょう。
ボクの夢は、一流のプロ野球選手になる事です。
そのためには中学・高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍をするには、練習が必要です。ボクは三歳の時から練習をはじめています。
3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中、友達と遊べる時間は、5~6時間の間です。
そんなに練習しているんだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
これはイチロー選手が小学校の頃に書かれた作文の一部ですが、ものすごい練習量ですよね。。。ですが、ここで注目すべき点は「練習をしたのは365日中、360日」だということです。1年間で5日間は練習を休んでいたわけです。
つまり、あのイチロー選手でも休む日があったということですね。
ですから、あなたも毎日ずーっと続けなければならないと気合を入れ過ぎないようにしてください。「毎日やらないといけない」と思ってストレスを感じる方が問題です。大切なことは「やりたいな」と気が向いたときにやること。これがモチベーションを維持でき、長続きする秘訣です。
高いクリエイティビティを発揮する秘訣
脳は 「やりたい」と思っていることに対しては非常にクリエイティブになります。たくさんのアイディアが思いついたり、数時間も没頭して取り組むことができます。
反対に、 脳は 「やりたくない」と思っていることに対してはクリエイティブにそれを避けようとします。何かと理由や言い訳をしてそれを回避しようとするわけです。これを創造的回避(クリエイティブアヴォイダンス)と言います。
そのため、モチベーションを維持するためにも気が向いたときにやることが大切ですが、高いクリエイティビティを発揮するためにも気が向いたときにやるべきだと言えます。
潜在意識は並列処理が大の得意!
気が向いたときにやるメリットはもう一つあります。
それは、UTT(無意識的思考の理論)という概念です。私たちには、顕在意識と潜在意識の2種類の意識がありますが、顕在意識よりも潜在意識の方がはるかに情報処理の量が多く、科学者によっては10万倍も処理能力が高いという人もいます。
潜在意識は並列処理が得意で、常に様々なことについて同時に考えています。そのため、ぼーっと何もしていない瞑想のような状態になっていたとしても、潜在意識は大量の情報処理を行っているわけです。そのため、もし気が向かなくて別の事をしていたとしても、潜在意識においては本来やるべきだったことについても色々と考えてくれています。例えば、数時間考え込んでも分からなかったことが、散歩している時やお風呂に入っている時に解決策を思い付いたりすることがありますが、まさにこれが要因です。
まとめ
モチベーションを維持するためには
「気が向いたときにやること」
がとても大切です。なぜなら、
・気が楽になり、ストレスが減る
・高いクリエイティビティを発揮できる
・やってないときでも潜在意識が考えてくれている
という理由があるからです。
自分の気分(心)をしっかりと見つめてあげて、顕在意識と潜在意識を上手に使って行動していきましょう。
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