嫌な気持ちを消す方法～抽象度を上げる～

僕のブログで何度かお伝えしている

「抽象度」

という言葉ですが、

徐々に理解できてきたでしょうか？

今日のテーマは

「抽象度を上げると嫌なことが消える。」

です。

「まだ抽象度の意味がわかりません。。。」

という方のためにまず復習しておきましょう。

◆◆◆復習◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

抽象度とは、情報量の大小の度合いです。

わかりづらいので図に表しますと、こんな感じです↓

緑の縦軸が抽象度を表しています。

つまり、

抽象度が低ければ、より具体的になり、

抽象度が高ければ、包括できる概念が増えます。

◆◆◆おわり◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

はい、では今日のテーマに戻りましょう。

今日のテーマは

「抽象度を上げると嫌な気持ちが消える。」

ということです。

まず始めに

「抽象度を上げる」とはどういう状態なのか？

について考えたいと思います。

簡潔に言いましょう。

それは高い視点で物事を考えるということです。

別の言い方をすれば、

広い視野で目の前の世界を観るということですね。

こうすることで、嫌な気持ちが無くなります。

「うーん、簡潔すぎてイマイチ分からない、、、」

という方のために、嫌な気持ちになったシーンを

二つほど考えてみましょう。

①仕事でミスをしてしまい、上司に怒られた。

この場合、ミスの内容にもよりますが、

「そんなのおかしい！自分ばっかり責めるんだ！」

とイライラしたり、

「頑張ったのに、そんなに怒らないでよ・・・。」

と泣きたくなるほど悲しい気持ちにもなります。

②恋人にデートをすっぽかされてしまった・・・

「最悪！あんなやつもう嫌い！」

ってなりますよね。

しかもプレゼントを用意していたら、、、

もう最悪です。。。

このように嫌な感情に満たされることって

多かれ少なかれありますよね。

ではどのようにすれば

この負の感情を消すことができるのでしょうか？

それがまさに抽象度を上げるということです。

・今嫌なことが起きてるけれど、
少し時間が経てば終わることだ。

・辛いのは自分だけじゃない。
もっと大変な人は世界中にいる。

・負の感情が湧いてるけど、この感情の原因は
なんだろう？なぜこんな気持ちなんだろう。

これらは全て抽象度を上げた時の思考です。

これってつまり、

・時間の抽象度を上げる

・人間関係の抽象度を上げる

・感情の抽象度を上げる

ということをやっているわけです。

もちろん、これ以外にも

抽象度が上がるものはたくさんあります。

いかがでしょうか？

もし日々の生活の中で

嫌なことが起きてしまったら、

何かの抽象度を上げてみてください。

長期的に考える、
相手の立場で考える、
感情を客観視する・・・

どれでもＯＫです。

とにかく抽象度を上げてください。

必ず、その嫌な気持ちを

フッと消すことができますよ。