広告、CM、勧誘から自分を守るために

私たちは大量の情報がある中で生活しており、

それらの情報は必ずしも自分にとってプラスに

なるわけではありません。

多くの広告、CM、勧誘は

消費者の利益のことだけを考えて

商品を販売しているわけではなく、 

消費者がそれを買ってくれることによって発生する

自分たちの利益を目的に仕掛けています。

ある意味、21世紀は洗脳合戦時代

とでも言えるかもしれませんね(笑)

では、そのような仕掛けを

どうやって回避していけばいいのでしょうか?

それは、自分の情動(一時的な感情)を

コントロールすればOKです。

例えば、営業マンが

「このシャンプーは髪のためにとても良い成分が

 入っていて、あの〇〇さんも愛用されている

 ものなんですよ。」

と営業してきたとします。

これを聞いたあなたは

「えっ、あの〇〇さんも使ってるんだ!」

とすぐにそのシャンプーを買いたくなる

かもしれません(笑)

そして、その情動のまま

「じゃあ、そのシャンプーください。」

と言えば購入完了です。

家に帰ってから、

「あれ、なんで買っちゃったんだろう?」

というようなことになってしまいます。。。

ですから、まずは

営業マンのトークによって湧き起こる

「買いたい!」

という情動を静める必要があります。

そして、そのうえで

本当にそのシャンプーは効果があるのか?

という証拠、事実を調べ、

本当に今そのシャンプーが自分にとって

必要なのかどうかを吟味します。

それでもやっぱり買った方がいいと思えば

買えばいいと思います。

でも、

「うーん、どうしようか迷うな~」

という感じであれば辞めておいた方が良いでしょう。

今回は営業を例に挙げましたが、

このような情動を利用した働きかけは

会社、友人関係、家族、テレビなど・・・

あらゆるところで行われています。

そのため、何かの情報を収集した際に

自分の中に情動が生まれたら

「なんでこういう気持ちになるのかな?」

と意識に上げることが大切になります。

このように、

嬉しい、楽しい、面白い、気持ちいい

嫌だ、つまらない、気持ち悪い

といった情動を客観的に認識することによって

適切な判断ができるようになり、

他者からの仕掛けを回避できるようになります。

シンプルかつ効果的なので

ぜひ実践してみてください。


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