努力不要で夢を叶えるメカニズム

こんにちは、コーチの桑本です。

今回は

「努力不要で夢を叶えるメカニズム」

についてお話します。

将来の夢を叶える方法については
これまでの記事で解説してきました。

それらを要約すると、

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まず、ゴール（夢）を探し、ゴールを持つ。

次に、そのゴールの世界、
もしくは、そのゴールを達成するために
今自分がしているべき生活の世界をイメージする。
アファメーションをし、その臨場感を高める。

結果、コンフォートゾーンが移行するので、
努力しないでも自然にゴールが達成される。
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というような内容になります。

コンフォートゾーンがゴール側に移行すると、
現状の生活に不満が生まれます。

例えば、

５年後に年収１０億円になっているのに
なんで預金口座には１００万円しかないんだ！
せめて１０００万円はあるはずだろ？

というような感じで、
自分自身に対するイメージ（自己イメージ）
と現状の生活にギャップが起こり、
不満が生まれます。
（この状態を認知的不協和と言います。）

この不満のエネルギーを原動力にすることで、
ゴールに向かって進んでいくわけです。

これが努力不要で夢を叶えるメカニズムです。
この機能をホメオスタシスと言います。

ホメオスタシス(Homeostasis)とは
恒常性維持機能と言う意味で、
生物が生きながらえるために、
外部もしくは内部環境の変化に対して、
常に安定な状態を保ち続けようとする性質です。

例えば、
冬に外へ出かけて
気温が下がっても体温は維持されます。

これは、体温を一定に保とうとする
ホメオスタシスが働いているからです。

また、ホメオスタシスは身体だけではなく、
精神的なものに対しても働きます。

カフェに行くと、いつもコーヒーを注文する。

仕事から帰るとテレビをつける。

というような自分にとって居心地が良い
精神状態になるように維持するわけです。

この居心地が良いと感じる世界のことを
コンフォートゾーンと言うわけですね。

先ほど、

努力しないでも自然にゴールが達成される。

と言いましたが、
そのメカニズムはホメオスタシスの
フィードバック作用にあるのです。

人間は勝手にホメオスタシスによって
コンフォートゾーンを維持しようと行動するので

良いコンフォートゾーンを持つことによって、
無意識が勝手にゴールに向かって動いてくれるということです。

そのため、努力は不要だと言えるのです。

上の図でいう

「ゴールを実現するための行動!!」

の部分には、

例えばゴールが、
大学合格であれば、「受験勉強」
素敵な恋人と付き合うのであれば、「恋活」
マッチョになるのであれば、「筋トレ」

が入ります。

それぞれを客観的に見れば、

「すごい努力してるじゃん」

ということになりますが、
全てコンフォートゾーンの中、つまり、
それらの行動をしている自分こそが
居心地が良い状態になっているため、
努力しているという感覚は一切生まれません。
頑張っているという感じもありません。

やりたいことだけをやっている
という感覚です。

これは歯磨きをするのと似ています。

子供の頃はめんどくさかったりしますが、
習慣になれば、歯を磨かないと気持ちが悪い
（居心地が悪い）という状態になるので、
歯を磨くという行動をします。

これって努力とは言わないですよね？(笑)

これがまさに、
コンフォートゾーンを維持しようとする
ホメオスタシスのフィードバック作用です。

このような人間の生理的なメカニズムによって
ゴール・夢を実現しよう、というのが
コーチング理論なのです。

このような裏のメカニズムを意識しながら、
アファメーションやビジュアライゼーションを
日々やっていくと良いですね！