最近テレビを観ましたか?
もし観たのであれば、
きっと色々なCMを目にしたことでしょう。
「やっぱり夜はウイスキー」
「家族で出かけるなら〇〇の車!」
「おうち探しは〇〇で決まり♪」
「学生さんならギガ割りの〇mobile」
「絶対焼かないスキンケアなら〇〇」
などのようなCMがたくさん流れますが、
このように文字にすれば
それらの影響は大したことはありません。
文字だけで
「このウイスキーは本当に美味しいんです。」
と言われても、
「そうかなー?」って感じですよね。
でもこんな風に映像を出されたらどうでしょう?
「このウイスキーは本当に美味しいんです↓」
と言われたら、
「確かに美味しそう」って思っちゃいますよね。
でも実際にテレビでやっているのは、
これに音楽を流し、写真を動画にし、
美男美女のタレントを登場させ、
さらには物語調にすることによって
論理ではなく、感情に訴えかけることが
できるようになっています。
意識には上がらなくても
無意識に直接影響を与えることができます。
テレビを観るということは
裸で戦いに出掛けるような無防備な状態です。
もちろん、中には良い番組もありますし、
とても感動的なドラマもあります。
別にテレビを観るな、とは言いません。
私が言いたいのは、
テレビ(映像と音楽を使った装置)が与える影響が
あまりにも強いので、
それをしっかり分かったうえで観て欲しい。
ということです。
(オウム真理教の洗脳でも使われていたくらいです)
ここで、
映像があなたに与える影響を体感してみましょう。
◆ワーク◆
今あなたはリンゴを食べたいですか?
「今リンゴが食べたいかな?」
と少しだけ考えてみてください。
そして、今の気持ち・感覚を
覚えておいてください。
今このくらいリンゴが食べたい
っていう感覚です。
ではリンゴの映像を見せます。
見た時の感情の変化を観察してください。
◆終了◆
いかがでしたか?
ちょっと食べたくなりませんでしたか?(笑)
きっとリンゴが食べたい気持ちが
強まったと思います。
これが映像があなたの脳に与える力です。
テレビはこれを動画にし、音楽を流し、
タレントさんに実際にリンゴを食べてもらう。
ということをします。
その影響力の凄さが分かりますか?
ワークをやった今のあなたなら
きっと想像がつくと思います。
このように私たちはテレビを観ると
様々な広告・CMの影響を受けるので、
物欲が増加し、お金の無駄遣いが増え、
経済的な余裕がなくなります。
さらに、芸能人の大きな声や品のない発言など
論理的ではなく、感情的な影響を受けます。
これによって
論理的な思考力が低下し、IQが下がります。
よくこれだけテレビのデメリットを書けるなぁ
と自分でも思いますが・・・(笑)
まあとにかく、
テレビはほどほどにしましょう。
ということです。
・見たい番組は録画する。
・テレビは一日一時間まで。
などと自分でルールを決めるといいと思います。
そして、空いた時間は
自分の趣味や勉強、家族サービスなど
好きなことをして過ごしましょう。
きっと日々の充実度が上がりますよ。
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